ミールカードって本当にお得?3年間利用した結果....!
導入
岡山大学の新入生向け案内を見ていると、ミールカードはかなり魅力的に見えます。 「ちゃんとご飯が食べられる」「親も安心」「数字の上ではお得」と言われると、 入っておいたほうがよさそうに感じます。実際、私もそう思って入りました。
そして私は、津島キャンパスのミールカードを3年間利用しました。 ここまで使ってきたなら、普通は「おすすめです」と書く流れだと思います。 でも、今の私の結論は逆です。あまりおすすめしません。
というのも、私はこの3年間ずっと、 「多少は縛られるけど、それなりに得しているんだろうな」と思って使っていました。 ところが今回、記事を書くために利用額と販売金額をちゃんと見直してみたら、 思っていたよりずっと差が小さかったんです。
数字の上ではほんのわずかに得です。 ただ、その得のために失っていた自由や、日々感じていた窮屈さまで考えると、 私はもう入らなくていいと思いました。
まず前提:私が使っていたコースは、今年はもうない
私が3年間使っていたのは、津島の1200円コースです。 ただ、今年のミールカード案内を見ると、物価高の影響でこの1200円コースはなくなっていて、 津島は1,250円コースと1,450円コースになっています。
つまり、今の新入生が入る場合、私よりもさらに上の金額のコースを考えることになります。 もちろん制度そのものは似ていますが、金額が上がっている以上、 「本当に自分に必要なのか」は前より慎重に考えたほうがいいと思います。 値段は違うとはいえシステム自体は同じなので、私の体験は参考になると思います。
3年間の利用額を見直してみた
まず、私が実際にどれくらい使っていたのかを書くと、利用額は次の通りでした。
この数字だけ見ると、かなり使っているように見えます。 しかし、この利用額にはミールカード超過分も含まれているので、 実際のミールカード利用額を概算すると以下のようになります。
- 1年目:270,846円 (276,846 - 6,000)
- 2年目:264,038円 (270,038 - 6,000)
- 3年目:283,187円 (289,187 - 6,000)
当時の1200円コースの販売金額。1年間で249,600円でした。 つまり、差額としては年によって2万〜3万円程度です。 たしかに赤字ではありませんし、数字上は得しています。 ただ、3年間使っていた感覚としては、 新入生の時に説明を受けたこのような画像のイメージが強すぎて、 実際の差額が想像より小さいことにかなり驚きました。 長期休みは帰省していましたが、土日も雨の日もわざわざ学食まで行っていたので もっとお得になっていると思っていました。
おすすめしない理由
① 学食以外の選択肢を取りにくくなる
岡大の周辺には普通にご飯屋さんがありますし、 友達と外で食べに行きたい日もあります。 でもミールカードに入っていると、 どうしても学食を使わないとという気持ちになってしまいます。 ミールカードをしていない学生は全体の7割以上いて、 学食はそこまで安いわけでもないので彼らは学食以外の外食を選びやすいです。 ミールカードに縛られて学食以外の選択肢が取りにくいのは、 大学生活の楽しさを削ってしまう要因になります。
② 使わない日があるだけで、ずっと気になる
使わなかった日のミールカード残高は、そのまま消えます。 制度としてそういうものだと分かっていても、 なんとなく「今日も使えなかったな」という感覚が残ります。 それが何日も続くと、地味にきついです。 特に春休みや夏休みの帰省はかなり大きいです。 実家にいる間は当然使えませんので。
③ 最近の学食は、そこまで安いとは言いにくい
もうひとつ大きいのが、学食の価格です。 学食というと「とにかく安い」というイメージを持つ人も多いと思いますが、 最近はそうでもありません。
私の場合、ちゃんと食べようと思うと 800円ほどかかることが多かったです。 もちろんもっと安く済ませることもできますが、 毎回そうすると満足度が下がります。 それなら学外の定食屋のほうが、内容的に納得できる日もあります。
つまり、「学食だから圧倒的に得」というわけでもないんです。 それにメニューは時々変わるとはいえさすがに飽きます。
④ 使い切るための無駄遣いが起こる
これは人による部分もありますが、私はかなりありました。 たとえばその日の利用額を使い切りたくて、 学食で売っている紙パック牛乳(200mlで100円)をいくつか買って持ち帰るようなことがよくありました。
それは本当に必要だったから買っていたというより、 余らせたくなかったから買っていただけです。
こういう使い方をすると、画面に表示される利用額は増えます。 でも、その数字をそのまま「得した額」と考えていいのかはかなり怪しいです。 3年間の利用額を見返して、私が引っかかったのはここでした。 これを含めると先ほど計算した2万〜3万円程度の差額は、実質的にもっと小さくなります。 体感1万5000~2万5000円程度の差額だったのではないかと思います。
⑤ 土日までミールに引っ張られることがある
私は大学がある期間、かなりの頻度でミールカードを使っていました。 その結果、土日でも「使わないともったいない」という気持ちが出てきて、 ミールのためだけに大学まで自転車で行くことがありました。
今振り返ると、その日くらい家で食べればよかったと思いますし、 雨の日なんかは特に無理しなくてよかったと思います。 でも、そのときは「払っているから使わないともったいない」という感覚が勝ってしまいました。 これはとてつもないストレスでした。
学食を使うなと言いたいわけではない
ここは誤解してほしくありません。 私は学食そのものを否定したいわけではありません。 学食は普通に便利で美味しいですし、授業の合間に使えるのは助かります。
ただ、学食を使うことと、ミールカードに入ることは別の話です。 食べたい日に普通に学食を使えばいいし、 今日は外で食べたいなら外に行けばいい。 雨の日や帰省中まで気にしなくていいほうが、私はずっと自然だと思います。
要するに、「学食は使えばいい。でもミールカードにまでは入らなくていい」 というのが、今の私の考えです。
結論
3年間使ったうえでの結論は、かなりはっきりしています。 私は、新入生にミールカードをあまりおすすめしません。
数字の上ではたしかにほんのちょっぴり得です。 でも、その差額のために、 帰省中も少し気になり、外食しにくくなり、土日まで学食に引っ張られ、 余らせないように気を使う生活になるのは、私には割に合いませんでした。
学食は普通に使えば十分便利です。 だからこそ、無理にミールカードに入らず、 必要なときに普通に学食を使うくらいでちょうどいい。 それが、3年間使ってきた私の率直な感想です。 皆さんが後悔のない選択をできることを願っています。
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